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精油って、どうやって作るんだろう? 【アロマテラピー検定】 第12回

独学でも合格する! アロマテラピー検定2級&1級】 第12回
精油の基礎知識と心身への作用(2)
精油の製造法




こんにちは。

前回は、精油がどんなものなのか、どういう性質を持ったものなのかをまとめました。

今回は「精油の製造法」について、まとめてみたいと思います。


(公式テキスト 2級 P.44~46)


◯水蒸気蒸留法


もっとも一般的な製造法です。
植物を水蒸気で蒸して芳香成分を得る方法で、芳香蒸留水(フローラルウォーター)がとれます。

装置が簡単で安価なため、もっとも多く利用されています。
しかし、熱と水にさらされることで本来の香りや成分が失われることから、適さない植物があります。


◯圧搾法


主に柑橘類の果皮から、機械で圧搾して芳香成分を抽出する方法です。

低温で処理するため自然な香りを保つことができます。
ただ、不純物が混ざりやすい面があります。


◯油脂吸着法


油脂に、芳香成分を吸着させる方法です。
牛脂(ヘット)、豚脂(ラード)の混合物、オリーブ油を使います。

2種類の方法があります。
冷浸法(アンフルラージュ)
→常温の油脂の上に花などを並べる。
温浸法(マセレーション)
→60〜70℃に加熱した油脂に花などを浸す。

芳香成分を含んだ油脂を、ポマードといいます。

エチルアルコールを使ってポマードから芳香成分を溶かし出し、エチルアルコールを除きます。
最終的に得られたものを「アブソリュート」と呼びます。
※これは、試験によく出ますよ!

ジャスミンやネロリなどの微妙な花の香りを抽出するのに適しています。
手間やコストがかかるため、現在ではほとんど行われていません。



◯揮発性有機溶剤抽出法


石油エーテル、ヘキサンを使います。

ローズやジャスミンなどの、繊細な花の香りを得るのに適した方法です。

「コンクリート」からエチルアルコールを使って「アブソリュート」を得る。
樹脂などから得られたものは「レジノイド」と呼ばれ、香りを持続させる保留剤としても使われます。


◯超臨界流体抽出法


近年開発された新しい抽出法です。
(超臨界は、液体でも気体でもない、両方の性質を持つ状態をいう)

二酸化炭素などの流体ガスを溶剤として使います。
いくつかの行程を経ると、「アブソリュート」と呼ばれる芳香成分だけが残ります。

高価な装置が必要なので、一般的ではありません。



検定に向けて勉強するまでは、どう作るのかなど考えたことはありませんでした。
時間も手間も大変かかるなあ、と感じます。

植物から香りを抽出するため、人々もまた自分たちの知識を抽出し、新しい方法の開発に挑んでいたのかもしれません。


それでは、今日はこのへんで。
ほんの少しでも、興味を持っていただければ幸いです。

by : sai_taka
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プロフィール

sai_taka

Author:sai_taka
B型・かに座・寅年生まれの、ごく普通のサラリーマンです。

ここ数年、アロマテラピーに興味を持ち、勉強をはじめました。
2012年に、「AEAJ認定 アロマテラピーアドバイザー」の資格を取りました。現在は、さらに上位の資格を目指して勉強中。

「心に余裕を生み出して、自分に優しく・他人に優しく。」
ひとりひとりがそうなれば、社会全体が良くなるはず。

アロマテラピーやライフハック、ガジェットを活用し、ストレスフリーな生活を送るための方法を探しています。

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