しっかり運動、しっかり栄養。何事もバランスが大切!【アロマテラピー検定】第16回
【独学でも合格する! アロマテラピー検定2級&1級】第16回
精油の基礎知識と心身への作用(6)
栄養学、健康学の一般的な知識

photo credit: Hindrik S via photo pin cc
こんにちは。
今回は、アロマテラピーのための健康学を取り上げたいと思います。
(1級公式テキスト P.78〜)
身体の中のバランス
恒常性(ホメオスターシス)
=生体の状態が一定に保たれること
視床下部と呼ばれる部分が、コントロールしています。
自律神経
→内臓、血管、内分泌腺などを自動的に調節する神経です。
交感神経…起きている時、興奮・緊張している時の神経です。
副交感神経…リラックスしている時の神経です。
交感神経と副交感神経は、拮抗しています。
これらのバランスが崩れると、身体の不調につながります。
栄養と健康の関係
<6つの栄養素と働き>
糖質・タンパク質・脂質を、3大熱量素といいます。
1g当たり、糖質・タンパク質は4kcal、脂質:9kcalのエネルギーを作り出します。
5大栄養素=3大熱量素+ミネラル(無機質)・ビタミン
食物繊維は、6つ目の栄養素といわれます。
◯糖質
エネルギー源となるものです。
一日に必要なエネルギーの50%〜60%は糖質で摂るのがのぞましいとされています。
米・パンなどの穀物、いも類で摂取するのがおすすめです。
◯タンパク質
身体を構成する細胞の主成分。ホルモンや酵素の材料になる。
消化作用により約20種のアミノ酸に分解・吸収されます。
(そのうち9種は、体内で作ることのできない必須アミノ酸)
◯脂質
糖質より効率のよいエネルギー源です。
体脂肪として蓄えられ、貯蔵エネルギーとなります。
◯ビタミン
代謝を促進し、身体の働きを正常に保ちます。
バランスよく摂取することが大切です。
◯ミネラル
筋肉や神経などの身体の機能を調節し、骨や歯、血液などの構成成分にもなります。
ほとんど体内で合成できないため、いろいろな食品からバランスよく摂る必要があります。
<生命維持に必要なエネルギー=基礎代謝量>
私たちは、起きているときも、眠っているときも、エネルギーを消費しています。
呼吸をして、心臓を動かし、脳の神経細胞を働かせるエネルギーが必要なのです。
この、人間が生命を維持するために最低限必要なエネルギーを「基礎代謝量」といいます。
「基礎代謝量」に、個人の生活に必要なエネルギーを加えたものが「エネルギー所要量」となります。
運動と健康の関係
<運動とは>
身体活動…身体を動かす全ての動き(日常の行動、運動など)のこと。
生命活動…身体活動のうち、労働、家事、通勤通学、趣味など
運動…力の維持向上をめざして計画的に行う活動のこと。
<運動の効果>
適度な運動は、生活習慣病の予防だけでなく、持久力、適応力、抵抗力など基礎的体力を向上させることにもつながります。
運動の効果として、基礎代謝の低下を少なくする、ストレス解消などが挙げられます。
<健康維持に役立つ運動>
無酸素運動(アネロビクス)→全力疾走、重量上げ、腕立て伏せ、筋トレなど
有酸素運動(エアロビクス)→ウォーキング、軽いジョギング、軽い水泳など
無酸素運動よりも有酸素運動の方が、脂肪燃焼に効果があることは、ご存知の方もいらっしゃると思います。
健康作りのためには、日頃から運動を生活に取り入れると良いでしょう。
それでは、今日はこのへんで。
お読みいただいたあなたに、何かお役に立てれば幸いです。
by : sai_taka
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